3. 夏至
君の小さな頭 膝の上乗せて
僕の古い車は 夜を抜けてく
僕を追わないで 海へ早いバケーション
君の大切な猫 路地裏に捨てて
光溢れたアパートに 火を放った
僕を責めないで 君を手に入れた 好きな映画のようだ きっと
ごらんよ 高井戸の白い煙突が見えるだろう
星空に煙がずっと昇ってゆくよ
街じゅうに捨てられた燃えない恋を
ジェラシイの炎で妬き尽せば 街に夏が
君のワンピースはリバティー模様
朝の良く晴れた海にとても似合う
早く眠りたいな 深く抱き合って 波の軟らかベッド ずっと
ごらんよ 満月が生温い風を吹きかける
目を閉じて息を止めてアクセル踏め
夏至だから 夜が一番短いから
スピードを上げなくちゃ朝が来るよ
夏至だから 夜が一番短いから
スピードを上げなくちゃ スピードをあげなくちゃ
LaLaLa...ラジオからオサリバン 君は唄う
君の小さな頭 膝の上乗せて
僕の古い車は 闇を抜けてく
ikenoue yousui 1992